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マンション売却における代表的なトラブル事例と対処法について解説

2023.07.26

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「マンション売却におけるトラブルは、どんなものがあるの?」「マンション売却におけるトラブルを防ぐためには、どうすれば良いの?」

マンションの売却を検討しているのであれば、このような疑問をお持ちの人も多いかと思います。

そこで本記事では、マンション売却における代表的なトラブルとその対処法について解説します。併せて、トラブルを未然に防ぐためのポイントについてもご紹介します。

マンションの売却を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

マンション売却時における代表的なトラブル事例とその対処法

まずは、マンション売却時における代表的なトラブル事例とその対処法について解説します。

具体的には以下のものが挙げられます。

トラブルの種類トラブルの相手
仲介手数料に関するトラブル不動産会社
広告料に関するトラブル不動産会社
媒介契約に関するトラブル不動産会社
値引き交渉に関するトラブル購入希望者
物件引き渡し時の瑕疵に関するトラブル買主

仲介手数料に関するトラブル

不動産会社によっては高額の仲介手数料を請求してくる場合があり、トラブルが発生しやすい部分です。

仲介手数料は不動産会社が独自に決定できますが、法律によって上限額が定められているため、上限額を超えた分については支払う必要はありません。

仲介手数料の上限額

売買金額仲介手数料の上限額
200万円以下売買金額の5%
200万円超~400万円以下売買金額の4%+2万円
400万円超売買金額の3%+6万円

また、仲介手数料は成功報酬として支払うものであるため、仮に売買契約成立前に支払いを請求されたとしても支払いに応じる必要はありません。

広告料に関するトラブル

不動産会社によっては広告費と称して、仲介手数料とは別に費用を請求してくる場合があります。

しかし売却活動で発生した広告費については不動産会社が負担することになっているため、費用を請求されたとしても支払いに応じる必要はありません。

ただし例外的に、「早く売却したいので通常の広告よりも目立った広告を出してほしい」といったように、こちらから特別な広告を依頼した場合にはその分の実費を支払う必要があります。

媒介契約に関するトラブル

不動産会社の中には「囲い込み」を行っている悪徳業者も存在するため、注意が必要です。囲い込みとは両手仲介(売主と買主の両方から手数料を得ること)を目的として、意図的に他の不動産業者に物件を紹介しない行為のことを指します。

囲い込みをされてしまうと売却活動が長期化したり、安い価格で売りさばかれるケースが発生したりするため、売主にはデメリットしかありません。

とはいえ、一般の消費者が不動産会社の囲い込みを見抜くことは困難です。そのため、そもそも悪徳業者と契約しないことが重要となります。

悪徳業者と契約しないためにはなるべく複数の不動産会社に査定を依頼し、慎重に比較・検討するようにしましょう。なお、その際は一括で査定を依頼できる『サテイエ』が便利です。

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値引き交渉に関するトラブル

マンションの内覧対応を行っていると、強引な値引き交渉をしてくる購入希望者に出くわすこともあるため、注意が必要です。口約束にも法的効力があるため、その場をやり過ごすために適当な返事をしてしまうと後で大きなトラブルに発展する恐れがあります。

仮にそのような強引な購入希望者が現れた場合には、その場で交渉に応ずることはせず、不動産会社を通して交渉するようにしましょう。

物件引き渡し時の瑕疵に関するトラブル

原則として、売主は買主に対して瑕疵担保責任(物件に欠陥があった場合に、無償で補修をする責任)を負うことになります。しかしそれでは売主が半永久的に責任を負うことになるため、「引き渡しから〇ヶ月以内」という旨の特約を付けるのが一般的です。

ただし売却時に売主が知っている瑕疵については、必ず買主に伝えなければなりません。もし告知を怠ったり故意に伝えなかったりした場合には、損害賠償を請求される可能性もあるため、注意が必要です(参照:公益社団法人全日本不動産協会『売主の担保責任の期間制限』)。

なお、告知義務のある瑕疵としては以下のものが挙げられます。

瑕疵の種類内容
物理的瑕疵雨漏りやシロアリなど、
物件自体に物理的な不都合があるようなケース
心理的瑕疵過去に自殺や殺人事件などがあり、
心理的な面において問題があるようなケース
法律的瑕疵建築制限や消防法違反など、
法令等により物件の自由な使用が阻害されているようなケース
環境瑕疵嫌悪施設の存在や隣人トラブルなど、
物件の周辺に環境上の問題があるようなケース

マンション売却後における代表的なトラブル事例とその対処法

マンション売却後における代表的なトラブル事例とその対処法

続いて、マンション売却後における代表的なトラブル事例とその対処法について解説します。

具体的には以下の通りです。

トラブルの種類トラブルの相手
契約解除に関するトラブル買主
物件引き渡し後のクレームに関するトラブル買主

契約解除に関するトラブル

マンションの売買契約を締結しても安心はできません。なぜなら買主は手付金(売買価格の10%が相場)を放棄すれば、契約を解除できるからです。

特に買主が住宅ローンの事前審査を受けておらず、契約締結後にローンの審査に落ちてしまいトラブルに発展するケースはたびたび発生します。

そのようなトラブルを回避するためにも、売買契約を締結する前に売主と買主の間で契約解除に関する取り扱いについて明確にしておきましょう。

なお、やむを得ない事情があればこちらから売買契約を解除することもできますが、その場合には買主に手付金の2倍の金額を支払わなければならないため、注意が必要です。

物件引き渡し後のクレームに関するトラブル

マンションの引き渡しまで無事に完了したとしても、その後に買主からクレームが入ることも珍しくはありません。

代表的なクレームとしては、以下のものが挙げられます。

クレームの種類具体例
騒音に関するクレーム・住民の話し声が聞こえる
・電車の音が気になる
隣人に関するクレーム・隣人の物音がうるさい
・隣人が高圧的である
設備に関するクレーム・エアコンの効きが悪い
・窓の閉まりが悪い

仮に買主からクレームがあったとしても、一般的な常識の範囲内であればクレームに対応する必要はありません。しかし常識を超えた範囲、例えば「隣人がゴミを放置しており悪臭がする」といったものについては、事前に告知をしておく必要があります。

とはいえ、どこまでが常識の範囲内にあたるのか判断することは困難であるため、相手にどこまで伝えるべきか事前に不動産会社と相談しておくと良いでしょう。

マンション売却におけるトラブルの相談先

マンション売却では大きな金額が動く上に様々な法律が関わってくるため、当事者間での解決が難しいケースも発生します。その場合は、第三者への相談も検討する必要があるでしょう。

そこで本章では、マンション売却におけるトラブルの相談先をご紹介します。

不動産業界団体の相談窓口

不動産会社はいずれかの団体に属しているのが一般的です。よってトラブルに巻き込まれた際は、不動産会社が所属している団体の相談窓口を利用するのも1つの手です。

なお、不動産会社が所属している団体は不動産会社のホームページ等で確認できます。

不動産業界団体の相談窓口一覧

団体名相談方法
公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会電話・来訪(※)
一般社団法人不動産流通経営協会電話
公益社団法人全日本不動産協会電話
一般社団法人全国住宅産業協会電話・来訪(※)
公益財団法人不動産流通推進センター電話
※来訪で相談する場合には、事前に電話で確認が必要です。

消費者センターなどの行政の相談窓口

不動産業界団体の相談窓口の他にも、国や地方自治体の相談窓口を利用することもできます。

行政の相談窓口としては、以下のものが挙げられます。

弁護士などの専門家

トラブルが深刻化している場合には、弁護士や司法書士などの専門家への相談も検討した方が良いでしょう。

専門家への相談は基本的に有料ですが、複雑な法律が関わっているケースやトラブルが長期化しそうなケースにおいては、早めに専門家に相談することをおすすめします。

マンション売却のトラブルを未然に防ぐためのポイント

マンション売却のトラブルを未然に防ぐためのポイント

マンション売却に関するトラブルを完全に防止することは不可能ですが、ポイントを押さえておけばある程度は未然に防ぐことが可能です。

そこで本章では、マンション売却のトラブルを未然に防ぐためのポイントをご紹介します。

信頼できる不動産会社と契約する

1つ目のポイントは、信頼できる不動産会社と契約することです。

トラブルが発生した際に不動産会社が頼りなかったり対応が不誠実であったりすると、解決が難しくなります。そのため、トラブルを未然に防ぐためには信頼できる不動産会社と契約することが重要となります。

信頼できる不動産会社を見つけるためには、複数の不動産会社に査定を依頼して比較・検討することが必要です。その際は、一括で査定を依頼できる『サテイエ』がおすすめです。

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契約書を細かく確認する

2つ目のポイントは、契約書を細かく確認することです。

契約書には法的拘束力があるため、契約を締結する前に売買契約書の草案はしっかりと確認しておきましょう。

契約書の中でも契約解除に関する部分は特に誤解が生じやすく、トラブルに発展するケースも多いため、十分な確認が必要です。また、買主が住宅ローンの事前審査を通過していない段階で売買契約を締結する場合には、ローン特約(ローンが不成立になった場合に、無条件で売買契約を解除できる特約)に関する部分についても必ず確認しておきましょう。

その他、表現が曖昧で不動産会社や買主に有利になりそうな記載があった場合にも、契約締結前に確認しておくことをおすすめします。

最低限の知識を身につけておく

3つ目のポイントは、最低限の知識を身につけておくことです。

マンション売却においては大きな金額が動くことになるため、不動産売買の一般的な流れや関連する法律については最低限の知識を身につけておきましょう。中でも瑕疵担保責任や契約解除の部分に関してはトラブルに巻き込まれる可能性が特に高いため、事前に知識を整理しておくことをおすすめします。

なお、トラブルを未然に防ぐためには、過去のトラブル事例に目を通しておくのも有効です。過去のトラブル事例を参照できるサイトとしては、不動産適正取引推進機構の『不動産トラブル事例データベース』が挙げられます。

相談や交渉の内容は記録を残す

4つ目のポイントは、相談や交渉の内容は記録を残すことです。

口約束にも法的効力はあるものの、後から言った言わないの水掛け論になるケースが頻繁に発生します。そのため、不動産会社や買主との間での相談や交渉については、なるべく書面などで記録を残すようにしておきましょう。

記録を残しておくことで、後日に食い違いが生じたとしても毅然に対応することができます。

仲介ではなく買取で売却する

5つ目のポイントは、仲介ではなく買取で売却することです。

トラブルを極力避けたいのであれば、マンションを仲介ではなく買取で売却するのも1つの手です。買取は不動産会社に直接マンションを買い取ってもらうことになるため、仲介に比べてトラブルが発生する可能性を抑えることができます。

ただし買取でマンションを売却した場合には、一般的に仲介の70~80%程度の売却価格になってしまうため、その点に注意が必要です。

マンション売却におけるトラブルを回避するための不動産会社の選び方

マンション売却におけるトラブルを回避するための不動産会社の選び方

前述の通り、マンション売却におけるトラブルを未然に防ぐためには、不動産会社選びが非常に重要となります。

そこで本章では、マンション売却におけるトラブルを回避するための不動産会社の選び方について解説します。

査定額だけで選ばない

査定額だけで不動産会社を選ぶのはリスクが伴います。なぜなら不動産会社の中には、あえて査定額を吊り上げて契約を結ばせようとする悪徳業者も存在するからです。

不動産会社を選ぶ際は査定額だけでなく査定の根拠も確認した上で、対応の誠実性なども含めて総合的に判断するようにしましょう。

会社の知名度や規模だけで選ばない

また、会社の知名度や規模だけで不動産会社を選ぶのも避けた方が良いでしょう。なぜなら不動産会社との付き合いは基本的に長期間に及ぶため、会社の知名度や規模よりも担当者や会社自体との相性の方が重要と言えるからです。

「大手だから大丈夫だろう」という安易な考えで不動産会社と契約してしまうと、売却活動が思うように進まない可能性もあるため、注意が必要です。

マンションを売却する際の査定はサテイエの利用がおすすめ

マンションを売却する際の査定はサテイエの利用がおすすめ

マンションを売却するためには最初に不動産会社の査定を受ける必要がありますが、その際は複数の不動産会社に一括で査定を依頼できる『サテイエ』がおすすめです。

サテイエは厳選された不動産会社1,000社以上と提携しているため、あなたにぴったりの不動産会社がきっと見つかります。

マンションの売却を検討している人はサテイエを活用して、まずは一括査定を依頼してみましょう。

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マンション売却のトラブルまとめ

マンション売却のトラブルまとめ

ここまでマンション売却のトラブルについて解説してきました。

マンション売却における代表的なトラブル

トラブルの種類トラブルの相手
仲介手数料に関するトラブル不動産会社
広告料に関するトラブル不動産会社
媒介契約に関するトラブル不動産会社
値引き交渉に関するトラブル購入希望者
物件引き渡し時の瑕疵に関するトラブル買主
契約解除に関するトラブル買主
物件引き渡し後のクレームに関するトラブル買主

マンション売却では大きな金額が動く上に様々な法律が関わってくるため、自ずとトラブルが発生する確率も高くなります。

マンション売却におけるトラブルを未然に防ぐためには、信頼できる不動産会社を見つけることが重要です。経験豊富な不動産会社と契約できれば、いざという時も心強い味方となってくれるでしょう。

もし信頼できる不動産会社をお探し中であれば、本記事でも紹介した『サテイエ』がおすすめです。サテイエは厳選された不動産会社1,000社以上と提携しているため、この機会に活用してみてはいかがでしょうか?

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